ユークリッド互除法論法

 手書き日記を再開した.

自分に足りないところは何かと考えた時,文章力だと考えた. 文章はある程度書けるし,論理性もあると思っている. だけど,明確な欠点は読みにくいことだと感じている. 読みやすい文章を書くために,日記を再開した. 日記を書きながら,どのようにすれば読みやすくなるか試行してくつもりだ.

 なんで読みづらいんだろうか

昔書いた文章を読むと,なんだか読みづらい. なぜだろうと思い文章を見てみると,なんだか一つの文が孤立しているように見えた. 一文一文の意味は成立してる.それらを列挙すれば,最後の結論にはつながる.だけども,文と文の接続がうまくいってないように見えるのだ. どうやら,自分の文章力の欠点はここにありそうだ.

 自分なりの解釈

2通りの文章を書いてみよう. 1.「私の好きなものはヨーグルトである.ヨーグルトは乳酸菌を牛乳に入れて室温におくという工程で作れる.この作業工程が科学的で興味をそそられる.だから私の好きなものはヨーグルトだ.」 2.「私はヨーグルトを作ることが好きだ.乳酸菌を牛乳に入れて室温におくという工程でヨーグルトを作られる.私が面白いと感じるのはこの作業工程だ.だから私はヨーグルトが好きだ」

どちらも「ヨーグルトが好きな理由」を話してる.どちらが読みやすいだろうか.おそらく1だろうと思う. じゃあなぜ読みやすいのか.それは,前文の終わりの単語を,次文の主語になっているからだと思う. 「AはBである.BはCである.CはDである.以上の理由からAはBである」この形が読みやすい. 1の文で言えば,A=私の好きなもの,B=ヨーグルト,C=工程,D=興味をそそられるとなっている.だから読みやすいのだろう. 一方,2はバラバラだ.「BはA,CはB,CはD,以上の理由からAはBである」となっていると思う.

前の文の終わりに出てくる単語を,次の文の主語にする.この法則が大事だ.

 ユークリッド互除法論方?

前文の終わりを,次文の頭に持ってくる.なんだか,ユークリッド互除法のやり方に似ている気がする. 理系にしか伝わらないだろうか.善ければ調べてみてほしい.

 終わりに

ユークリッド互除法論法が文をわかりやすくするやり方だと考えた. 実際にできるように,手書き日記で実践していくつもりだ. 手書きの日記は,書くことを頭の中で整理してから書く意識をもてる.これはPCと比較した時の話だが,PCより手書きの方が修正の手間がある.だから間違えないように,書くことをシミュレーションしてから書こうとする.だから良いのかも.

今日はこんな感じで終わろうと思う.おやすみ.